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アリエスの薔薇ブログ「薔薇と和歌〜古今和歌集秋の句より」

錦秋の頃に書く予定が、すっかり遅れてしまい季節は冬に突入してしまいました。

日々のお散歩も足早になってきましたが、黄金に輝くイチョウのが目にしみて名残惜しい今年最後の紅葉が楽しめます。


最近は、先月訪れた奈良の余韻に浸っているためか、古今和歌集や大好な古代史関連の本を読む時間が増えてます。

ゆったりと流れる空気を感じられる奈良は大好きな古都。

ここ数年、正倉院展に合わせて奈良を訪れるのが恒例となりました。


正倉院展で鑑賞することのできる天平の宝物はどれも美しくて、毎回鳥肌が立つくらいの感動を覚えるのですが、何よりも、いにしえにタイムスリップ出来る感覚がたまりません。


今年は、光明皇后の書や天平時代の官僚達が使っていた筆の再現など、書道に関わる私としてはとても興味深い展示物があり、ワクワクが止まりませんでした。


さて、今回仮名書に取り上げた和歌は古今和歌集秋の句から二首。

「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」 藤原敏行朝臣

「ちはやぶる神の斎垣に這う葛も 秋にはあへずうつろひにけり」 紀貫之


秋は季節の移り変わりを著しく感じるシーズン。

初秋の和歌と晩秋の和歌では漂う空気の温度差を感じます。


「秋来ぬと〜」は、まだまだ暑い夏が抜けきれていない時期。

残暑に咲き誇る曼珠沙華を思わせるダイヤモンドリリーを選んでみました。

「ちはやぶる〜」は、晩秋のトーンで。何ともしっとりと仕上がりました。

Youtube、インスタグラム共にどうぞご覧くださいませ。







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