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Couronne de Roses (薔薇の花冠は古代ギリシャ人のトレンド)

先日、花装飾の歴史を研究されていた方の著書を読んで驚いた事がありました。

古代ギリシャでは、お花を花瓶に生けるという習慣が殆どなくて、お花(多くは薔薇、その他スミレや矢車草など)はもっぱら冠や首飾りにして身につけたそうです。

当時の彫像や壺に描かれている日常生活の様子から読み解いていくようですが、花装飾とは花瓶に生けるものではなく身に付けるものとは。しかもこれがとても流行していて花冠を作る職人さんが多数いたとか。

現代ではマラソン選手が勝利した時にオリーブ冠で祝福しますが、こういう花冠は特別なものと考えておりました。

私は、無心にお花のワイヤリングをする時間がとても好きで毎回クルクルやってガーランドにしていますが、何だかこれを知ってとても嬉しくなりました。

さて、今回はこんなエピソードも踏まえ古代ギリシャの花職人になったつもりで薔薇の冠を作ってみました。オレンジの薔薇の名は「マナナ」可愛らしいビタミンカラーです。

当時、ミントなどのハーブも花冠に加えられたと知ったので我が家のミントたちも摘んで薔薇の仮面は爽やかな香りに包まれてます。

バロック音楽をピアノアレンジ♬BGMにしたYouTube動画もぜひご覧ください。





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