Mozart et Roses (モーツアルトの調べには薔薇が似合います)
今週は前代未聞の強烈台風がやってきたりと心がざわついていたので、パープルで落ち着きたいなあと思いながら花市場へ向かいました。
選んだ薔薇は淡パープルで優しい「ステンレススティール」、ブライダルでも人気者です。
濃パープルのボヤージュトルコと古典のような小花マムを合わせて眺めていたら、何だかモーツアルトの「魔笛」に登場する夜の女王が見えてきたので、久々にモーツアルトのピアノ曲を弾きながら製作に取り組みました。
モーツアルトは薔薇の名前になるくらいやはり薔薇が似合います。華麗な長調も心に染み渡るしっとり短調も宮廷文化の中を生き抜いた天才の音楽は様々な薔薇をイメージさせてくれます。
まだベルサイユ宮殿が華やいでいた革命前のパリにモーツアルトは滞在していますが、きっと彼の周りには薔薇が飾られ、美しい音楽に溶け込んでいたに違いありません。もううっとりです〜。
この美しい陶器製のピアノは親しいレースドール作家Y女史の作品です。
弊ミルローズがアトリエをオープンした際に薔薇の作品を作って頂きました。
そして、薔薇の仮面はモーツアルトの歌劇「魔笛」の夜の女王をイメージして。詳しくはYouTube動画でご覧くださいませ。

